profile

小花  祐輔

連絡先

e-mail:ykoba [at] rcl-aoyama [dot] jp
address:〒229-8558 神奈川県相模原市淵野辺5-10-1 青山学院大学  O棟502号室

論文

小花祐輔, 高橋淳二, 狐崎直文, 戸辺義人, ロペズギヨーム, “加速度センサを用いた自転車走行時の路面信号抽出に関する研究”, 第16回人間情報学会,オーラルセッション, (2013.12)[pdf]

"近年、自転車の事故件数は増加傾向にある。その原因の一つとして、路面の不整備があげられる。しかし、路面の調査はコスト面により、十分に行われていないという問題がある。そこで本研究では、自転車利用者が路面信号を取得することで、調査コストの軽減を目的とする。加速度センサを内蔵したスマートフォンを装着し、自転車を走行することで加速度信号を取得する。取得した加速度信号に対し、独立成分分析を用いることでペダリング信号と路面信号を分離する。その路面信号の特徴から路面の分類を行う。"

小花祐輔, 高橋淳二, 狐崎直文, 戸辺義人, Guillaume Lopez, “スマートフォンを用いた自転車走行時の路面信号抽出機構の設計”, 第76回情報処理学会全国大会, 一般セッション, (2014.3)

"道路のメンテナンスの問題として路面状況の調査が十分に行われていないという問題がある.この大きな原因として,調査範囲が広大で網羅的な調査を行うためには膨大なコストがかかってしまうという問題がある.そこで,本研究では低コストかつ網羅的な調査を実現するために,自転車とスマートフォン(以下、端末とする)のみを利用した路面の調査方法を提案する.端末を持って自転車に乗るのは一般ユーザを想定している。端末を走行者の太腿部に装着することでその加速度センサから加速度信号を取得する.収集した加速度信号には走行者のペダリング信号と路面信号が混在していると考えられる.そこで,収集した加速度信号に対して,独立成分分析を用いることで信号の分離を行う.分離された路面信号から路面の故障個所の特定を行う."

小花祐輔, 高橋淳二, 宇佐美格, 狐崎直文, 戸辺義人, Guillaume LOPEZ, “自転車走行時の路面情報抽出:基本検討および実測定”, 第71回SIG-MBL研究発表会, (2014.5)

"社会基盤のメンテナンスが重要となってきている中,道路の維持管理も重要課題となっている.しかし,路面状況の調査には,その範囲が広大で網羅的な調査を十分に行うことができていないという問題がある.自治体による定期検査を補う方法として,我々は低コストかつ網羅的な路面調査を実現するため,自転車とスマートフォンのみを用いた一般利用者向けの路面調査手法 YKOB を提案する.本稿では,YKOB の設計と,実環境における路面の異常箇所発見の結果による評価結果を述べる."

Y.Kobana, J.Takahashi, I.Usami, N.Kitsunezaki, Y.Tobe, G.Lopez, “Detection of Road Damage using Signals of
 Smartphone-Embedded Accelerometer while Cycling”, IWWISS2014, (2014.9)

"Recently, bicycle accidents have been increasing. One of the causes is poor road maintenance because of its high costs. The purpose of this study is the reduction of maintenance cost. We propose a method to detect road damage from cyclists pedaling motion. First, cyclists wear a smartphone in their pants’ side pocket and collect acceleration signals with embedded accelerometer. Second, the collected signals are separated into road signal and pedaling signal by applying Independent Component Analysis (ICA). Finally, road condition is classified depending on road signal’s feature. We carried out experiments on three road conditions: flat, positive step damage, and negative step damage. Using proposed method, road condition’s classification overall accuracy was 70%."

受賞歴

2014年第16回人間情報学会最優秀ポスター賞
2014年第71回SIG-MBL研究発表会優秀発表賞

経歴

2016年 青山学院大学大学院理工学研究科理工学専攻知能情報コース博士前期課程 修了予定
2014年 青山学院大学大学院理工学研究科理工学専攻知能情報コース博士前期課程 入学
2014年 青山学院大学理工学部情報テクノロジー学科 卒業
2010年 青山学院大学理工学部情報テクノロジー学科 入学
2010年 東京都立松原高等学校 卒業

リンク

青山学院大学ロペズ研究室

青山学院大戸辺研究室

その他

日本クリケット協会個人成績