研究概要:実世界ネットワーク
コンピュータやセンサが小型化・無線化することで、家庭の中、ビルの中、街、人間のいたるところで、モノ同士やモノと人がネットワークでつながるような新しいコンピューティング環境が広がってきています。 戸辺研究室では、センサノードによる実空間センシングを用いて、モノを中心としてネットワーキングするプロトコル、ミドルウェア、アプリケーションの研究開発を行っています。これらの新しいセンサネットワーク環境では従来のコンピュータネットワークとは異なる設計が必要で、「さら地」からシステムアーキテクチャを構築する。さらに、実世界の中で、モノ、環境に接する人の状態について知ることも必要となってきます。そのため、ウェアラブルセンサなどを用いて、生体信号を取得して人間の日常生活に活用する人間情報インタフェースの研究も行っています。 2011年までは、科学技術振興機構の先進的統合センシング技術の研究代表者として、国内最先端の「実世界検索に向けたネットワークセンシング基盤ソフトウェア」の研究をしていました。
2015年度
修士論文
- 宇佐美 格
- 「動的再構成可能な講義動画システムの設計と実装
- 小川 亮二
- 「受信者視点を反映させたバーチャル空間における物体共有システムの設計と実装」
- 金岡 諒
- 「デバイス間通信におけるファイル転送最適化手法の設計と実装」
- 西川 遼
- 適切な視点を自律獲得する飛行ロボットの制御手法に関する研究」
- 八木 佑侑季
- Wifi ビーコンの動的送信制御を利用した屋内ナビゲーションシステムの設計と実装」
卒業論文
- 浅田 理芳
- 「プログラミング初学者のソースコード記述特徴抽出方法の検討」
- 北村 剛
- 深部脳活動計測による情動的韻律弁別に関する研究」
- 小林 祐斗
- 「通信トラフィックを考慮した可動式無線LANアクセスポイントの提案」
- 澤田 貴志
- 「衝突音解析に基づくボールの速度推定」
- 「衝突音解析に基づくボールの速度推定」